イギリスからこんにちは。ミンク先生で〜す〜う
日本の皆様はいかがお過ごしでしょうか。日本カワウソと戯れていますでしょうか。日本カワウソ君はミンク先生の高校の同級生でした〜。思い返すと彼はあまり授業に来てなかったですねー、、あの頃から神出鬼没な性格でしたので大人になった今でも神出鬼没なのは納得です。SNSで繋がっていればよかったですぅ。果たして彼には同窓会の通知の連絡が行っているかどうか甚だ疑問です。
さてとですが、あと三週間後には期末試験が待っております。試験はおそらくそれほど難しくないですが、問題はもう一つのエッセイと修士論文の概要(200文字)の提出に時間をかなり割くこととなりそうですぅ。
エッセイはまだ提出まで余裕がありますが、論文の概要の提出期限をすっかり忘れていたミンク先生であります。
そもそもペリーに似てらっしゃる先生が卒論のことについて熱く熱弁していた時に、ミンク先生はクラスメートのインドから来た女の子(この方はとても統計学や数学に詳しいので仲がいいのです)とひょこりひょこりイギリスのスーパーについで議論していましたですぅ
しかし、ピンチになればなるほど、どちらかといえば尻尾を前面に駆使して頑張れるミンク先生ですので、只今卒論概要の執筆をしている最中であります。ただいまの時間は03:06GMTです。はい、夜中です。
テーマをどうしようか先日途方に暮れていた時(テーマは産業組織心理学に関する物であればなんでもいいので、それが逆にピンポイントに絞るのに苦労します)”Shared Value”とういうキーワードを発見しました。
これは組織のトップ及び各々のメンバーの間で共有する明確な価値観や文化という解釈ができますが(企業理念に近いです)ミンク先生はこのトピックについて論文を書くことに決定しましたー。
この話題に関する文書を検索するとそこそこヒットします。現在グーグルスカラー経由で読んでいる以下の文書はとても勉強になります。
Porter, Michael E., Greg Hills, Marc Pfitzer, Sonja Patscheke, and Elizabeth Hawkins. “Measuring Shared Value: How to Unlock Value by Linking Business and Social Results.”
こちらは、まだ概要とケーススタディー二件しか読んでいませんが、簡単に説明すると企業がマーケットの拡大や商品の普及を展開する前の戦略として、特定のマーケット地域の問題点を社会的観点でまず特定し、それに対して企業がビジネスプランを決定し、それを解決する形で価値を提供し、結果その企業の製品やサービスなどを定着させる方法が実際のケースとともに紹介されています。
要するに、企業内の価値観を決める際に、企業内部からではなく外部の環境や社会問題などを考慮してそれに従って企業の価値観を打ち出す(unlock)方法についての内容であると判断できます。ひょひょひょ、なかなか面白い内容ですです。
この著者はHarvard Business Schoolの教授の方であるみたいですね。この方によるShared Valueに関する著書は他にもあるのでそちらも読んでみようと思います。皆さんも時間がある際には是非読んでみてはいかがでしょうか。
とはいえ、さらにこのテーマについでリサーチをし、論文テーマをもっとspecificにしなければならないですぅ。大学の先生に卒論のテーマについて相談すると、決まっていつも「そのテーマだと範囲が広すぎで抽象的で〜す〜」という返答が帰って来ますです。このShared Valueのテーマからさらに何が言えてそれがどのような特定のケースや現象に影響があるのかというように特定しなければいけないようです。
確かにテーマが広すぎるとそれを批評し研究するのはとても困難を極めますですね。
今週を使ってもっとテーマをspecificにしていこうと思います。