こんにちは。おしとやかさに定評のあるミンク先生です。
突然ですが、本日のタイトルのJJタウン、これ何だかわかりますでしょうか。
これは、ミンク先生の最寄駅の一つのGolders Greenの通称です。
この間、近所の通りを歩いていた時に、なんと和食のお惣菜を専門に扱うお店に出くわしたのですが、そのお店の店主さん(日本人の方です)にGolders Greenについて色々と教えていただきました。
この方はロンドンに40年ほど住んでおられているそうです。すごいですね。店主さんに比べたらミンク先生はまだまだペーペーですね。
JJタウンのJJは、日本人(Japanese)とユダヤ人(Jewish)の頭文字を取ったものです。以前の記事で、このGolders GreenはEalingに次ぐロンドン市内にある代表的な日本人コミュニティの一つであることを述べましたが、ユダヤ人のコミュニティも同地域に存在していることを店主さんから教えてもらいました。
それまでミンク先生は全く気づきもしませんでした。ミンク先生鈍感疑惑、、
なのでミンク先生は『これまた面白い組み合わせですね』と店主さんに言いましたが、店主さんは『どっちもおとなしくて悪いことしないからむしろいい組み合わせだと思うよ』とおっしゃっておりました。
「なるほど」とミンク先生も頷きました。海外に来て何度も実感しますが、やはり日本人は行儀がいいと言いますか、公の場で変なことしませんし、周りをちゃんと気にして行動しているんだなーと思いますね。
今日の帰りに地下鉄を降り、Golders Green駅の改札を抜けバス停に向かっていましたが、その時普段はない人だかりを目にしました。
警戒心と好奇心の強いミンク先生はつい立ち止まってしまいました。
「こ、この騒ぎはなんかのライブか演説では、、まさか○○ファーストの集団では、、、笑」と思い立ち止まりじっと見ていましたが、小さい黒い帽子をかぶった人たちでいっぱいでした。
この方たちがユダヤ人の方々であると理解したのは、下の写真のサインを見た時でした。
このCHANUKAHとは、ハヌカーと言って、ユダヤ教の行事の一つであり、マカバイ戦争(紀元前168年〜 紀元前141年)時のエルサレム宮殿の奪回を記念する。神殿の清めの祭りであります。
写真の光っているこの大きなツリー状のものは、menorah(メノーラー)と言って、「燭台」と訳されるユダヤ教を象徴するキャンドルです。
写真のものはおそらくお祭り用にアレンジされた大きなものであると思われます。某アニメに出て来そうなデザインですね笑
まさかと思ってグーグルマップで調べたのですが、Kosher RestaurantでGolders Green周辺を検索すると赤い点が10個出現しました。
Kosherとは、ユダヤ教で定める食べ物に関する規定のことで、これらの食品を扱っているレストランであります。
ミンク先生は今までKosher restaurantに入ったことがありませんが、今度入って突撃レポートをしてみようと思います。
日本に住んでいると、なかなか海外の宗教を信仰する方々にお会いする機会がありませんが、ロンドンの東京都とは違った意味のエキサイティングさはやはりこういう多様性なんだなーと思った一日でありました。
店主さんのお話がとても面白く、お惣菜の南蛮漬けも美味しかったですー。ありがとうございます。次はかぼちゃの煮付けと唐揚げをお願いします笑。