度々の更新です。いつも英語には本気のミンク先生ですぅ
今回は少し真面目なお話をしたいと思います。(主観ですがいつも真面目ですぅ)
イギリス留学において避けて通れないのがIELTSという試験です。今日は少しこのIELTSについて、ミンク先生の経験をもとに語りたいと思います。
イギリス留学を考えている方は、すでにこの試験を受けておられるかもしれませんが、なかなか難しい試験であると思います。リーディング、ライティング、リスニング及びスピーキングの4つのセクションから成り、各セクション9点満点のスコアで結果が出ます。
ミンク先生がこの試験を受けたのは約2年前です。はじめは合計平均が5.0くらいだった記憶があります。
それから参考書を読み自己流で勉強し、語学留学前までに5.5に上げ、学生ビザを取り、1回目の渡英をしました。実際に現地に行く前にスピーキングがなかなか伸びずに苦労しました。日本でスピーキングの練習をしようと思ってもなかなか機会がありませんからね。(リーディングやリスニングはすでに6.0〜6.5は取れていたのですが)
この試験の悩ましいところは、大学や大学院に出願するには各セクションで最低でも6.5を取らなければいけないところです。トップ校となるとこれが7.0という厳しい基準が定められています。
しかも、2年前はトップ校でさえ6.5以上のところがほとんどでしたが、去年ぐらいから7.0以上と定める大学が増えました。
これは、Brexitや大学がより英語力のある生徒を取ろうという思惑があるのではないかと思います。
語学留学している間に受けたIELTSでやっとスピーキングが7.0に到達しましたが、他のセクションが伸びずに5.5の所ができてしまいました。まんべんなく取るのがこれまた難しことこの上ないですぅ。一瞬足りとも気がぬけないですぅ
そして日本に帰国後に参考書をもう一冊買い、自己流を止めて勉強をしてみました。何故ならば、自己流は必ず限界があると気がついたからです。なかなか伸びないライティングをひたすら参考書通りのライティングスタイルで書けるように訓練しました。
二ヶ月後のテストでなんとライティングが7.0になりました。この成果にはびっくりでした。まさかこんな短期間で成果が出るとは、、
そこでめでたく全てのセクションで6.5以上を獲得し、合計平均7.0となり入学することができました。なかなか長い道のりでしたー。
しかし、ここで注意点があります。それはIELTSの得点が大学が定めた基準に満たなくても出願はできるということです。志望動機書、推薦状、履歴書を用意し、各大学が定めた応募手順通りに出願し、合格をもらえることができます。
ですので、行きたい学部が決まっている方は考えるよりも先に出願することをお勧めします。志望動機書の書き方に自信がない方は、添削及び校正サービスを利用したり、留学会社にカウンセリングを受けることをお勧めします。
志望動機書はそんなにこ難しいことを書く必要はなく、なぜこの学部で勉強し卒業後に何をしたいのかをはっきり明確に書ければ先方に伝わります。
仮合格さえ貰えばあとは資金調達と英語の勉強に雑念なく取り組めることができますからね。
仮合格をもらってからIELTSの試験を受けて、入学までに基準以上の点数を取ればいいのです。
最悪の場合でも入学を一年延期するか、大学が提供する英語コースを入学前に3〜6ヶ月受講するという手もあります。
いずれにせよ、入学前に英語をしっかり覚えないといけません。
正直な話、相当な覚悟と時間を要するのです。
短い時間で得点を上げることも可能ですが、その間はIELTSの勉強が生活のメインになるくらいの気概がないと厳しいです。
とはいえ、IELTSも単なる試験ですので、出題される問題も毎回ワンパターンです。問題集メインで勉強することをお勧めします。スピーキングに関しては実際現地で生活し、自分の考えを英語で表すことができれば問題ありません。スピーキングはあまり専門的な話題について話すことはありませんので。
質問内容は、解答者の経験や好み、経歴についてのトピックです。
参考までにミンク先生が使用した参考書を紹介したいと思います。
後、少々IELTSから脱線しますが、スピーキングで理論的に筋道立てて話すことが難しい方はこちらのディベート本もオススメします。この本は色々なテーマに間して賛成反対意見両方の論証の仕方のサンプルがそのまま載っています。
内容は少々難しいですが、ディベートのリズム感や表現方法がよく分かりとても参考になります。ミンク先生も英検一級の面接の際にとてもお世話になりました。今でもワンルーム洞穴の本棚に大切に保管しております。
IELTSに関して質問などがある方はコメントお待ちしております。それ以外でもご質問おまちしております。